人生、七転び八起 最後に起きてたらいいんじゃないかな ~ FF14を遊びながらサイトを育成していく雑記ブログ ~

結:キャシーイヤリングがほしいんです

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FF14-冒険日記
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前回のお話
続々・キャシーイヤリングが欲しいんです
前回のお話 その場に佇んでいたぴっぴはぼんやりとその光景を眺めていた。 「綺麗だなぁ…」 そんな感想を思わず隣に立っていた秘書に話す。 「なんだか幻想的だね~」「全く同じ事を思ってました」 そんな返事が返ってきた。二人とも同じ光景を眺めて同...

深い霧が立ち込めた、闇に包まれたその場所で
きらびやかな光だけが右へ左へと移動する。

パッチ6.1からどこかへ散り散りになっていた冒険者たちが
それぞれの旅を終えて
吹雪舞うエウレカの地へとまた戻ってきていた。

光の元はキャシー沸かせに奔走する冒険者たちが手に持つ武器だった。

「今日はいつになく人が多いなぁ」

ぴっぴは6.1になってもさほどすることがなく
人の少なくなったエウレカへも
キャシーイヤリングを目当てに
通い続けていたのだった。
 

「そろそろ落としてくれてもいいんだけれど」

そんなことを思いながら
何となく沸かせに参加している雰囲気を醸し出して
何となく時々近くのモルボルをつついていた。


ふんす!ふんす!

サボっているぴっぴから少し離れた場所では
久々にキャシー沸かせに参加しているフレさんこと秘書が
真面目に奮闘していた。

「今日こそはッ!ふんす!」

「絶対にッ!!ふんす!ふんす!」

「手に入れるッ!!ブヒッ!」

そんなに欲丸出しで…出るものもでないだろう。

ぴっぴはそんな秘書を眺めながら
優雅に紅茶を飲むのだった。

冒険者たちの熱い思いが通じたのだろうか。
程なくしてキャシーが姿を表した。

「2700」

誰かが指定した戦闘開始時間に
一秒足らずしてキャシー討伐が始まった!


「キィヤェァァァアアア!!!!!」

唸るのは秘書の雄叫び!(賢者)

「ドリャァァァァァ!!」

轟くのは秘書の絶叫!(賢者)

「チェストオオォー!!!」

迫るキャシーをちぎっては投げ!
ちぎっては投げ!(賢者)

遂にキャシーは秘書の手により討伐されたのだった(賢者?)

キャシー討伐後、すたこらと冒険者たちは
去っていった。

いつもの光景だ。

なんせ、キャシーイヤリングというのは
そうそう出るものではないのだから。

「ぴっぴさん」

秘書が声をかけてきた。

「うん、出ようか」

さん付けに違和感を覚えつつも
我々も退出しようと返すぴっぴに秘書が続けた。

「どうしよう…」

戸惑う彼女の手には
「キャシーイヤリング」が握られていた。

 
 

「おめでとう♪」

その言葉が出るまで少しの間があった。

(出てしまったか…)

秘書が居ないときにも
ひとりでエウレカに通っていたのは
出来ることなら先に手に入れたかったからだった。

普段から世話をしてくれる秘書へと
サプライズプレゼントをするために…。
 

なんてことはなくて、
先に手に入れてマウントをとりたいがために!
 

ぐぬぬ…おのれー!!!
これで勝ったと思うなよぉ~~!

でも、良かったね♪おめでとう!
 

苦節3ヶ月。

ぴっぴのキャシー討伐数はおよそ30体くらいだと思う。
秘書に至っては20体くらいだろうか。

沸かせ~討伐まで平均で15分程度と考えると
かなりリーズナブルで夢とロマンのある金策なのではないか?

ぴっぴはキャシーイヤリングを手に入れることは出来なかったが、
フレさんこと秘書のここまでの頑張りと
最後に喜ぶ姿が見れたことに
大変満足したのだった。


ーエピローグー

夕暮れ時のクガネ第一波止場で二人は呆けていた。
目的のアイテムを遂に手に入れた達成感に
身を委ねていたのである。

「着けてみて」

ぴっぴの要望に
秘書は普段からつけていた「ガラスのカボチャイヤリング」を外す。

二人の間にしばしの沈黙が流れた。

左耳からぶら下がったキャシーイヤリングが
その存在をさりげなくも妖しく美しく魅せつける。

そんな感じを二人はイメージしていた。

「見えない・」
「見えないね・」

アウラのカニ角に隠れてキャシーイヤリングは
その全貌を現すことは無かった・・。

「まぁそんなもんだよね」
「また種族変えたときに着けたらいいよ~」

ぴっぴは絶望的に励ますのが下手だった・・ 

 

~翌日~

秘書ことフレさんが声をかけてきた。

「ぴっぴちゃんぴっぴちゃん」
「なんだい?マイフレンド」

なんのおねだりをされるのかと思って聞き返す。

「ファイアクレストイヤリングっていうのが欲しいんです!」

えっ!?
昨日の今日でなんという気持ちの切り替えの早さだろうか。

その逞しさに感心しつつ新たな冒険が始まる予感に
胸を高鳴らせるのぴっぴなのだった。

 

ー終劇ー

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