過去振り返りシリーズの時を経て 【現在に至ったぴっぴの冒険譚】。
やっぱり、役に立ったり立たなかったり、つまらなかったり寒かったりする日記です。

ー翌日ー日曜日夕方ー
スキルを「重騎士」から「賢者」に切り替えて数分。
ここからはHPを棄てて火力と命中率が必要になってくるらしい。
いよいよ本番なのだった。
「今のこの時間、トイレ行ってもよさそうですかね?」
ぴっぴのタンクは緊張で満たされていた。
ジョブはDPSだけどねっ!(≧∇≦)
「大丈夫だと思いますよ。」
見知らぬ優しいメンバーの答えを聞いて
トイレを済ます。
「ライディーンまでしか経験なくて緊張しちゃって。テヘヘ」
ひとつひとつの戦闘は難しく無いのだけれど
BA初心者のぴっぴには謎の待ち時間が
結構あって、その待ち時間が緊張感を高めるのだった。
10分何もしないとか普通にあるのだ。
実際には補充待ちだったり
パーティーの組直しをしていたりなどしているのだが
初めてのぴっぴには状況が飲み込めなかった。
昨日の今日で運良くまた潜入できたBAは
既に1ボス2ボスと攻略が完了して
いよいよ3ボス目のアブソリュートヴァーチェ(AV)の
入口通路までやって来ていたのである。
それから程なくして
ようやく始まった初めてのAVは思いのほか短かった。
やはり…
今回のレイドパーティーは火力が高い!
1~2ボス討伐でぴっぴは感じていた。
予習した動画より遥かに討伐速度が早かったのだ。
そして今まで経験した二度のレイドよりも。
AVを倒してほっとしたぴっぴは
人混みに紛れて先へ進んでいく…。
そしてまた待ち時間が訪れた。
手慣れたパーティーリーダーたちが立ち位置を調整していく。
またこの時間が尿意を…
緊張のあまりに感じるエア尿意である。
尿意のことを考えていると
用意が整ったらしい。
エオルゼア時間で戦闘開始時刻が告げられた。
遠隔ジョブのLBが合図となって
フィールド中央に鎮座した美しい球体に
三方から冒険者が一斉に飛びかかる。
ラスボス「プロトオズマ」戦、開幕である。

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