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ダンまち外伝「アストレア・レコード(正邪決戦)」感想

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長い!
長い長い!

アストレア・レコードはそのタイトルからわかるように
アストレアファミリアの話。
そして、本編でも時々話題に出ていたオラリオの暗黒期、
大抗争の話。

アストレアファミリアの現在を知っていて
抗争が終わった現在のオラリオを知っている身としては
登場人物の末路も見当がつくから
上中下巻の特に上巻は絶望と混沌は
読むに絶えず苦痛でした。

彼女たちの絶望的喪失感を共有しているかのように。

もしかするとこの物語は
ダンまち初見さんが初めて手にする方が
いいのかも?
なんてことも思いつつ読み進めました。

苦痛に耐えて。

反撃攻勢に転じる中巻。
それでも一気に勝ちきるわけでもなく
苦難は続く。
フラストレーションは溜まっていく。

下巻では分散した戦闘が決着していくのだけれど
読者の私は疲労困憊で、
ひとつの戦闘が勝利しても
他の戦闘が続いているから喜びも霧散していくような感覚が続きました。

それぞれのエピソードとしては面白いんだけど…
と思ってはっとしました。
そう言えばこれはソシャゲのシナリオを
小説化したものだった!

ソシャゲをやったことがないのでわからないけれど
ソシャゲでこの物語を遊んだ人は
もしかすると純粋に楽しめたかもしれないと
思いました。

恐らくはソシャゲに合うように作られた話を
小説に起こすというのはとても難しい作業だったのかなと思うのです。

細切れにされたものを繋ぐ「繋ぎ」を作ることで
話が長くなったのかなと。

不満を抱えながら読み進め漸く決着の時を迎えました。

そこから…

んー…

やはり、ダンまち!
やはり、大森藤ノ!

物語の畳み方が気持ちいい。
ただ畳まない。

苦痛に隠れて気づかなかった伏線が
浮き彫りにされて回収されていく。
転んでもただじゃ起きないとはこういうことを言うのだろう。

そして、あとがきの後に続くCパート。

なんだ…これは…
ちょっとズルい…。

全てを読み終えたら不満が昇華してしまいました。

でもやっぱり長かった(≧∇≦)

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