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3話:死者の宮殿PT攻略編(ビギニング)

FF14-冒険日記
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前回のお話
2話:死者の宮殿PT攻略編(ビギニング)
前回のお話ぴっぴの記憶に登場する4人パーティは戦士、黒魔、赤魔、占星というジョブ構成である。エオルゼア初期からの幼馴染でもあるのだった。ソル戦士は一番年若くプレイスキルが誰よりも高い。初見ギミックも誰よりも早く理解する。頼りがいのあるタンク...

ソル戦士は後に語っている。

『あれは普通全滅するよね。
だって赤っぴがさ、ちゃんと事前に説明したのに
何にも聞いてないんだもん。』

と。

俺たちの戦いは今始まったばかりだ!

190階ボスの間(ま)。

ランプの魔神を想起させるその姿に赤っぴは記憶を漁っていた。

(うーん…どこかで見たことあるかも…)

全員初見。

いつものようなクイックスタートとはならず全員が立ち尽くす。
ボス部屋の端にある時計は既に残り13分を切っていた。

ソル戦士が、いやもはやソル博士がメンバーに攻略情報を共有しはじめる。

ここのボスの攻略は…赤いボムは…ボスの…、
青いボムは…全力で…して、回避…して…

そんな説明も上の空に赤っぴはいまだに記憶をまさぐっていた。

(うーん…あれはどこだっかなぁ…ま、いっか(≧∇≦)ケッキョクイイノカ)
 

そして、もう1人、黒ラは震えていた。

(私に出来るかな…?避けるのが苦手な私に…)
 

その頃、ヒラ子はテレビ見ていた。
お煎餅をかじりながら!
おしりかじり虫の歌を口ずさんで!

「と言うことで、行くよー!」

ソル博士の号令に全員が頷き
遂に戦闘の火蓋が切って落とされた!

程なくして現れた赤ボム!

赤っぴは、電光石火の連続魔で赤ボムを瞬時に倒し…

(あれ?赤ボムが反対方向に飛んでいった!?)

と違和感を覚えると同時に全てを理解する!
 

(ちょ、赤っぴちゃん!あンた何やってるのよ!!)

赤っぴの失態を取り戻すように赤ボムを攻撃するヒラ子!

しかし、赤ボムは赤っぴの攻撃で壁にめり込んで動くことはなかった。

(あ…!マズイ…)

魔神の詠唱が始まる!

赤っぴは朗々と詠唱を奏でるボスの姿を見ていることしか出来なかった。

(ここまでか…ごめんよ…みんな…)

赤っぴが蛍の光を口ずさんでいたその時!

ンゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!!

轟く重低音と共に上空から数枚の鉄板が降り注いだ!!

赤っぴたちは温存していた。
ここまでキマイラに囲まれ
ドラゴンの姿に怯え
ヒラ子に再び伊勢エビを食わせる事態(2回目)に陥っても!

タンクLB!!!

絶妙なタイミングでタンクLBを発動したソル戦士は
事の成り行きをすべて把握したうえで
最善の選択を瞬時にしたのだった!!!

赤っぴはすかさず着弾に合わせ一か八かのケアルを詠唱していた!

ズバババドゴーーーーン!!!!!!!

無駄だとばかりにフィールドに大爆発が巻き起こる!
巻きあがる爆風に辺りの視界は失われた。
(イメージです)

あとは祈るだけ!

みんな耐えて!!!

砕け散る鉄板!

吹き飛ぶ赤っぴたち!

爆風による黒ラのパンチラにも目もくれず
パーティーのHPバーを見続ける赤っぴは

冷静だった。

自分への合わせケアルの直後、
そのまま連続ケアルをヒラ子へ飛ばす!

生命線だけは維持しなければならない!

しかし、そんな赤っぴの懸念を払しょくするかのように
パーティーのHPは気づけば全快していた!

もう1人、冷静に状況を見極めていた者がいたのである。

(ふんっ!さすがヒラ子さん!
長年私の秘書を務めただけのことはある!)
心の中で賛辞を贈る。

立ち直った赤っぴたちは攻略方法を完全に理解し反撃に転じた!

魔神のHPが5%を切ったことを確認し、赤っぴは動いた!!

『見切った!!!』

LBバーが一本分、再び溜まっていたことを確認していた赤っぴは
とどめとばかりにLBを発動した。

数舜の硬直!

赤っぴは見た!

ボスがその口角を吊り上げたのを!

赤っぴの足元に赤いサークルが現れる。
それは魔人の範囲攻撃の予兆!

(問題ない!先に倒してしまえば良いだけだ!!)

空から落ちてくる火球が魔人に降り注ぐ。

その状況下、魔人はせせら笑いを浮かべていた。
LB詠唱の硬直で動けない赤っぴに対して。

魔神は耐えたのだ!
赤っぴたちが魔神の必殺技を耐えたように!

早すぎたのだ。LBが。

勝ちを確信した油断からなのか、
赤っぴの硬直が解けたときには二人が床に横たわっていた。

「黒ラさん!!ヒラ子さん!!!」

(これは貸しよ、赤っぴちゃん!)

ヒラ子さんがそう呟いたような気がした。

赤っぴは必死のあまりに気づいていなかった。
自身も床に一瞬転がっていたという事実を!

ヒラ子はLB硬直により魔人の攻撃に巻き込まれ倒れた赤っぴに
自身の命を捨ててまでも希望を繋ぐ選択をした。
蘇生魔法のアセンドを飛ばしていたのだった。

魔神のHPは残り1%!

赤っぴもまた温存していた!!
無詠唱スキルを!2つ!

魔神の猛攻を避けながらフレッシュとコントルシクストを打ち放つ!

だが・・・

それでも魔神は倒れなかった…。

ヒラ子さんが倒れたことで回復手段が絶たれたソル戦士までもが倒れている今、
魔神のタゲは赤っぴに固定されていた…。

もう…だめか…

激しく混沌とした戦闘によって赤っぴのMPは枯れていた。

武器をだらりと下げたその時だった。

魔神は爆散した!!!

効いていた!!!
効いていたのだった!!!!

気絶している黒ラがこまめに更新していたサンダーが!
最後のとどめとなって!
  

誰か1人でもこの場に居なければ
赤っぴたちは踏破出来なかっただろう。
この190階を。

赤っぴは叫ぶ。
「みんな最高だよ!!」

見渡すとみんなボロボロだった。
しかしそこには笑顔の花が咲いていた。

と。“〆(^∇゜*)♪

うん。なんとか丸く収まったゾ!
このドタバタの原因は誰にあるのかと言えば私なんだろうけども、
2度もピンチを招いたのは誰なのかと言えば私なんだろうけども、

みんなをかっこよく書いておいたから帳消しね♪(≧∇≦)

4話:死者の宮殿PT攻略編(ビギニング)
前回のお話何もない場所190Fの激闘の後、200Fまでの道のりの記憶は無かった。道中は当然ながら苦難の連続だったことだろう。はじめての踏破が近づいているのだから期待の膨らみと共に緊張感が張りつめていったことは想像に難くない。そして開いたペー...

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