怖い人には近づかない
[中古]ペルソナ4 (1-13巻 全巻)
オラオラ！撮ってるンじゃねぇ！
その声の主にはモザイクが掛かっていた。
が…刑事である叔父さんには
それが誰だかわかるらしい。
巽完二。
染物屋の息子。
お婆ちゃんが暴走族の騒音がうるさくて眠れないとのことから
暴走族を壊滅させたらしい。
中学生のときに！
うにぴは思うのだった。
ち、近づかないようにしよう…。
と。
ーそしてー
雨の日がやってきた。
雪子と・・
完二に狙いを定めた四人は
完二の自宅である染物屋を訪ねたのだった。
そこには先客がいた。
まるで探偵を思わせる風貌の少年が
完二の母親と何やら話をしていた。
少年は四人と視線を交わすと
店を去るのだった…。
あ！！！！
これはー！！！
陽介と千枝が驚きの声をあげた。
そこに有ったのは最初に殺された山野アナと同じスカーフだった。
ﾅ,ﾅﾝﾀﾞｯﾃーー！！
店を覗いていた私は驚愕するのだった！
それはこの店のオーダーメイド品だった。
これにより山野アナと無関係と思われた染物屋が繋がったのである！
店を出てきた四人は
少年と完二が立ち話をするところを
隠れて盗み聞きするのだった。
もちろん、そんな彼らを私も
柱の陰から盗み見するのだ。
どうやら少年と完二は
翌日の校門で待ち合わせするらしい。
捜査隊気取りの四人は
何かが起こることに期待するのだった。
ーそして尾行が始まったー
うにぴは雪子と染物屋を見張ることにした。
すると！
なんということでしょう！
雪子が照れてしまった結果、
雪子とのコミュニティが発現したでは
ありませんか！
驚きです！
何に驚いたかって、
まだコミュニティ発現してなかったことにですよ！
救出した時には発現してたのかと
思ってました。
だってその後、奈々子も叔父さんも
それから神社のきつねと学童の保護者とも
コミュニティが結ばれていたんですから！
そして、雪子の電話番号をゲットしたのでした。
うにぴは思った。
電話番号はついでに過ぎんよ。
欲しいのは力だけなのさ！
щ(゜▽゜щ)
と。
時代が時代ならアウト？
結局、尾行は失敗して夜となった。
雨が降りだしていた。
それはマヨナカテレビに何かが映るかもしれないことを意味していた。
って、
アッーーーーー！！
マヨナカテレビに完二が映ったものの
これは当時は許されても
今はかなりきわどい！！
でも笑ってしまいました。
スミマセン、。
これ当時と同じ！？
ゴールデンで新録されてるのかな？
こんな面白かったか記憶にない。
これは中々面白いことになってしまった。
私の分身、福森うにぴは笑いを堪えながら
事件解決に努めるのだった。
街の平和より世界の平和がだいじ
それから時は過ぎた…。
現実の方の…。
私はペルソナ４を放置して
FF16をやっていたのである。
町を救うか？
世界を救うか？
そりゃ世界でしょ！(°Д°)
というわけである。
ひとしきりFF16を楽しんで…
FF16の世界を救ったので
このペルソナ４へと帰って来たのである。
|дﾟ)ﾁﾗｯ
↑
やっと帰ってきた…
半ギレ状態の里中千枝
約３週間のブランクは
なかなか致命的で何をするのか
記憶が失くなっていた。
適当にアチコチ徘徊してみたものの誰もいない。
最後にジュネスにやって来た。
そこには一人の男が立っていた。
ー足立ー
そういえば足立の様子を見てくれと
叔父さんに言われていたような気もする。
足立はここでサボッていたのだ。
そんな足立と話をしたら
何故かコミュニティが発現したのだった…。
足立よ！
お前、犯人でしょ！！
私にはわかるのだ。
※決して一度クリア済だからではないです。
何故なら
大抵の犯人はヤスなのだから…。
ギリギリでいつも生きていくのがかっこいい
うにぴは弱いのが嫌いだった。
だから念入りに準備をした。
ダンジョンで無双するために。
あちこち回ってはイイ人を演じるのだ。
全ては力のために！！
時間は刻々と過ぎていった。
強くなれただろうか？
ギリギリまで粘ろう…
全ては無双して楽にダンジョンをクリアするために…。
ギリギリまで…粘ろう…。
ちょっとだけ覗いてみようかな？
決してギリギリまで粘ることで
ダンジョン攻略に失敗したなんて
最悪の事態を想像してヒヨッタわけではない…。
断じて…。
前回の攻略の続きからのようで
９階から再開となった。
決して１階から上り直す自信がないわけではない。
断じて…。
するとどうでしょう！！
敵が…強い…(°Д°)
全然余裕じゃないじゃない～(°Д°)
久しぶりのダンジョンなせいもあるのか
上手いことシャッフルタイムにもならない。
みるみる減っていくＳＰに
後悔が募っていった…。
と、その時！！
完二が完二と対峙していた。
それを退治にやって来た我々は
玉砕覚悟で戦闘に入るのだった。
どうせ全滅してもやり直しが容易だなんて
１ミリも思っていない。
断じて…。
気がつけば何とか完二のペルソナを倒していた。
３１日ぶりの戦闘は下手を極めており
戦略なんてものはなかった。
手のひらくるくる～
ふっふっふっ( ￣ー￣)
完二！！
そんな状態で格好つけるな！
こいつを送って帰るよ！
明日学校で詳しく話してあげる！
あんなに完二にびびっていた面々は
完二の弱味を握った途端に
手のひらくるくる～なのだ。
ふっふっふっ( ￣ー￣)
最強の力(物理)を持つコマを手に入れたゾ！
クックックッ
うにぴは笑いが止まらないのだった。
完二が完治でいい感じ
目覚めた完二が合流して
色々と話を聴いてみた。
完二は話してみれば
噂で聞いていたような悪童ではなかった。
先輩に対して敬語も使えるし
ただ単に純粋な子だった。
だから、我々先輩～ずは
完二をいじり倒すのです！
その筆頭は雪子だった。
あの変なめがねを完二に掛けさせ
爆笑する。
一方、完二も負けじと雪子に対して
雪子がテレビに映った時の…
そう、雪子の裏の顔を雪子から聞き出そうとするが…。
バチーン！！
雪子の平手打ちが完二の意識を刈り取るのだった…(°Д°)
雪子と完二のカップリングは
意外と相性いいのではないか？
家通しの繋がりもあるわけだし。
千枝ちゃん狙いのうにぴは
謎の安心感を得るのだった。
そして更に思う。
完二よ！
はよ我にコミュニティを発現させよ！
我は力が欲しいのだ！
と。
仲間になっただけでは
完二とのコミュニティは発現しないのだった…。
それから事件の整理を行った結果、
テレビへ出演したことが
どうやら被害者の共通点だということに
行き着いた。
なら次に狙われるのは
やはりテレビに出る町の誰かなのかもしれない。
ただ、犯行動機だけがわからない。
しばらく様子を見ることになった。
そんなことより我々の意識は今、
林間学校に向いていたのだから。
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