
ーニバス戦開始前ー
秘書が問う
「リレイズ使っといた方がいいですか?」
ぴっぴが答える
「そうだね、私が死んだらよろしくね」
ーーー
二人の身体が交差したとき、
二人は笑みを交わしていた。
「「作戦通り!!」」
起き上がったぴっぴは自己回復を素早く行いながら
遅れて浮かび上がる秘書の姿を視界に収めていた。
「「ここからが私たちのターン!!」」
自分たちの技量を戦いながら把握した二人は
お互いをケアしながらニバスの体力を削っていく!
2回目のサモンダークネスの詠唱にも
ぴっぴは確実に秘薬が割れたことを確認して
クリブ化する!
行ける!
行ける!!
行けぇーーー!!!
ニバスは霧散した。
「やったぁ~」
喜ぶ秘書へぴっぴは駆け寄った。
否、詰め寄った。
「なんで衰弱ついてたの??」
「えへへ」
どうやら道中でリレイズが溢れて
使用したものの人知れず死んだらしい。
その時のぴっぴはというと
マンティコアで爆進していて
秘書が転がってリレイズで蘇生されたことなど
知らなかったのだった。
それは置いとくとして…
「秘薬使っていいのよ?」
秘書はニバス戦の中でリレイズで起き上がった後も
何度かピンチに晒されていた。
その都度、ぴっぴも回復に手を回していたのだ。
当の秘書は秘薬を使うことは一度もなく…。
ごそごそ…
「あっ!持ってました!(≧∇≦)」
そりゃあるでしょうよ!
交換したのは確認済みなのよ。
┐(´д`)┌
「ま、いっか」
ぴっぴはぴっぴで楽天的だった。
何故ならそれが秘書という人だから。
対価はネタとして貰っておこう♪
ぴっぴと秘書は100Fを後にしたのだった。
【編集後記】
お気づきになられたでしょうか?
おかしな点に。
ぴっぴこと私の記憶に基づいて
やや誇張気味に書いてはいるのですが、
私の記憶が確かならば
私は確かに死んだはず…。
そして秘書のリザレクで蘇生された…。
その直後に死んだ秘書はリレイズで蘇生された…。
おかしい…。
リレイズが入っていたならば
私が死んだところで効果を発揮してしまい
その後の秘書は蘇生されないはずだ…。
これは一体どういうことなのだろうか…。
世にも奇妙な物語…。
※奇妙なのは私の記憶力?

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