
最悪の展開というものが有るのなら
今がその時かもしれない。
なんて思うくらいの余裕は頭の隅にあったわけで。
それはぴっぴが転がったところから始まったのだった。
169Fでの惨劇だ。
あれ?
160Fは?と思った?
ふふん♪
余裕で越えたんですよ。
って言うのは今はよくて
ぴっぴが先導して目の前の敵を釣ったところ
後ろから付いて来ていた秘書が
お供を連れてこちらへ向かって走ってきていた。
土煙を上げるほどの猛スピードで!
そりゃ召喚士ですからね!
召喚獣くらい引き連れてますよ!
って魔物じゃないですかぁ!やだぁ(≧▽≦)
その状況に一瞬焦ったぴっぴは
既に自身が戦闘していた魔物1体のと合わせて
二体の複雑な攻撃範囲の重なりに対応が遅れてしまう。
その結果、床に消し炭となり転がった。
まぁリレイズ入れてありますし!
とはいえこの状況では秘書は絶えられないだろうな
と状況を見守るしか無い。
最悪な状況ではあったものの
思いのほか冷静ではあった。
案の定、ぴっぴが起き上がると同時に
選手交代のように秘書が眠りについた。
さてどうしたものかな。
コキコキと首を左右に鳴らす。
まずは逃げよう!!
と、そこから逃げながら敵を屠り
再生の塔を起動するべくマンティコアとなり
敵を殲滅していったわけだけれど…
結末から言えば
転がっている秘書にソロでの立ち回りを
見せつけるかのような快進撃というか
真事な立て直しをして無事に秘書が蘇生されたわけだけれど…
ことの顛末をまさに今書きしたためているぴっぴは
ふと気づいたのだった。
あ!
フェニックスの尾持ってたじゃん(≧▽≦)
つまりぴっぴは何だかんだ言って
実は冷静さを失っていたのだった。
まぁいっか(≧▽≦)
威厳というか頼れる存在であることを
示しておくことも大事だから。
このことは内緒にしておこう♪
さて、ぴっぴたちはその後どうなったのか?
170Fの出口から退出したのだった。
つまりボスを撃破したのだ。
これによりぴっぴはソロでの到達点を超えた。
この先は未知。
二人を待つ冒険の結末とはどんなものなのか?
このときの二人は知る由もなかった。
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