
なるほど…
ここからいよいよゴリラが出るのか。
ふむふむ…
アンズーは戦ってはいけない!?
アンズーって首が曲がった大きな鳥だっただろうか?
4人では訪れたことはあるものの
ソロでは来たことがなく
ペアでも初めて足を踏み入れる171F層について
ぴっぴは少し先人の記録を
ピコピコで確認しておいた。
緊張感が張り詰める中、
ぴっぴたちは171F層という新たな一歩を踏み出したのだった。
巡回している敵はサイクロプスのような巨体な魔物だが、
いざ戦ってみるとさほど強くない。
これなら行ける!!
と思った矢先のことだった。
引き撃ちしながら先導するぴっぴだが
やはりどうしても自己回復の手番も増える。
そうするとどうしても秘書にタゲが飛んでしまうのだ。
その結果…秘書は転がった!
今日も転がった!!
ていうかまだ三体目くらいの敵で転がった!
リレイズ入れたばかりなのにぃ〜!
勿体ない!!
ぴっぴは気づかなかった。
この瞬間に勿体ないオバケに取り憑かれたことに!
ここは死者の宮殿なのだ。
オバケもいるのである。
173Fまでやってきた。
ここへたどり着くまで散々な目に会いながら。
リレイズで蘇生された秘書はその後も二度転がった。
一度はエビことフェニックスの尾を使えたが
二度目は再生の塔を起動して
何とか蘇生することが出来た。
秘書はミミックに愛されし女なのだ。
不用意に開けた箱はミミックのことが多く
また敵変化を使うとほぼ全てミミックになる。
そんなミミックに彼女が巻き込まれ
そして時にはぴっぴも巻き込まれる。
ぴっぴも一度転がったが
原因はまさにそれだった。
その時は秘書のリザレクにより
蘇生されたのだ。
そんな感じで3階層進むのに
ぴっぴたちは4回も転がっていたのだった。
初めて訪れた深層領域の緊張と
自分たちのカオスな立ち回りに
ぴっぴもいつしか思考が鈍り始めていた…
ちなみに、危険なゴリラとアンズーはまだ出てきていない・・

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