1話~4話 つかみはOK
◆葬送のフリーレン (1~ )
あらま( ゚д゚)
期待を超える出来の良さ!
正直、原作の雰囲気を出せないんじゃないかと
不安しか無かった。
アニメの出来が原作の評価を下げてしまうのではないかと
危惧していた。
まるで日テレが社運を掛けてるかのような
そんな力の入れようだったから。
そういう企業の思惑とヲタク求めているものって
大概はかけ離れたものになるのが常だったから。
今回は…
疑って申し訳ございませんでした!m(_ _;)m
納得の出来です。
何を根拠にそう思うかと言うと
私の涙腺です。
終始ジワジワ来てました。
フリーレンの原作の良さは空気感と余韻だと思っています。
それをしっかり表現出来るのか?
余計なアニオリを入れて間を埋めたりしないか
それを心配していました。
それは上手い具合に思い出の場面を
カットで入れていくということで演出していたから
そこに想像する余韻がしっかり生まれました。
作画も丁寧だし、BGMも贅沢。
あとはフリーレンを始め全員が
セリフを淡々と発している。
それにより余韻というか
見てる私が味わう余裕が残されている感じがあった。
良かった!
アニメに関わらずフリーレンの良さは
登場人物全員が相手の話を聞いてくれるところだと改めて思いました。
「そうか」「そうだね」
相手の話や行動をまず聞いて見守ってくれる。
そこに優しさを感じます。
またセリフも言葉足らずだったり
短いのに核心をついていたり
緩急がいい。
言葉足らずの言葉には
その言葉に込められた気持ちや情景が見て取れる余韻があるのです。
来週からも楽しみです。
原作知らない組の人にはどのように映ったのかなぁ。
今回放送の部分だけでも
見返すと伏線と回収が細かいけどあるので
見返して見ると面白いかもしれません。
5話 まぼろしぃ~
これは悪趣味だ。
記憶を覗いて幻影を見せるなんて…。
ふふふっ。
そうよ、これは…
と言って目の前の魔物は決め台詞を叫んだ。
まぼろしぃ〜ヾ(*´∀`*)ノ
IKKOさんじゃないですか!( ゚д゚ )
魔物はIKKOさんだったのです。
どんだけぇ〜( ゚д゚ )
という内容のAパート。
私だったら幻影が現れた時点で即撃ちしますけどね。
血も涙もない冷血人間なので。
と思ったら誰の幻も出なかったりして…。
それが一番ダメージでかいかも(≧∀≦)
そして、Bパート。
いよいよ三人目の仲間となるシュタルク登場。
最初の印象は何だか偉そうで
好きじゃなかったけれど
実はそうじゃない。
竜が村から去った理由は、
シュタルクに見たのです。
何をかって?
それは…
まぼろしぃ〜٩(๑òωó๑)۶
シュタルクの内に眠る強者のオーラを見て
品定めして帰っていったのさ。
5話のテーマは幻なのです。
知らんけど(≧▽≦)
あ、
エンディングのムービーが変わってる…
草花に覆い尽くされているのは
フリーレンが森のエルフであり
花畑を作る魔法を師匠やヒンメルたちに
喜んでもらったことが思い出になったいるから。
かな。
フリーレンの心の内側みたいな。
6話 ちっさ!って何と比較したんだろう?
遅かったじゃん
フリーレンがシュタルクにかけた言葉。
漫画では気にもならなかったけれど
アニメだからか
ん?
ってなりました。
フリーレン!あンた、ハマっ子かよ!( ゚д゚ )
元々は語尾にじゃんが付くのは横浜由来の方言らしい。
でも諸説あるみたい。
感情も乏しいフリーレンが
じゃんを使うことに若干の違和感があったじゃんね。
ていうか感情乏しいはずだけれど
そうは見えないじゃん。
それはヒンメル達との冒険の中でも
だいぶ変わったからなんだろうなと
今更になって思ったじゃん。
フリーレンのパーティには
ハイターの弟子とアイゼンの弟子がいる。
あとひとり足りない。
ヒンメル由来のメンバーが。
と思っていたけれど
たぶんそれはフリーレン本人なんだろうなと
最後のシーンで思いました。
フリーレンはひとりで二役なのです。
なんせ、お姉さんですからね!
そしてちょっと面白いのは
シュタルクとフェルンの関係性。
まだシュタルクはフェルンに対して
アニキぽさがあるけれど
これがこれからどうなっていくやら(*´艸`*)チッサ
そうそう、
次回予告のあの演出は
原作単行本の次巻予告をイメージしてるのかなって。
今またまた1巻から読み返してるのだけれど
何度読んでも面白い。
おすすめです。
7話 物語の仕掛け
葬送のフリーレンの魅力てのは
道徳や哲学を扱っているのに
説教臭くないからなのかしら。
そう感じさせないのが
ファンタジーの衣を纏っていて
ファンタジーの部分がそもそも
わくわくで面白いからなのかも。
人間のことがよくわからないフリーレンの視点で
人間のことを見せてくる。
人間ってのはこういうものなのだよ。と。
ヒンメルは人間の善の部分で
魔族は人間の悪の部分みたいな感じ。
それをフリーレンの視点で見ることで
(そうだね)
って思うのです。
そうだね…フリーレンがよく口にする言葉。
フリーレンの言葉が自分の言葉と重なる仕掛けなの!?
来週のタイトルは
葬送のフリーレン
です。
タイトル回収回。
原作読んでいた時は
葬送のフリーレンってタイトルは
長寿のエルフが多くの人の人生を見送っていくような話だから
だと思って読んでいたから
作中で実際に二つ名だと知った時には
ちょっとした衝撃でした。
もちろん、私が思っていたような意味もあるのだと思うけど。
この驚きも仕掛け…計算なのだ。
そう思うのが正しいと思えるくらいに
葬送のフリーレンは仕掛けが散りばめられているから面白い。
ここまで割りとほっこりな物語だったけれど
来週はアクション濃いめになるのかしら?
漫画ではあまり濃密に描かれない戦闘が
どのように描かれるのか興味津々です。
8話 葬送のフリーレン
月明かり。
満月を背に中を舞う魔法使い。
その名は…。
誰!?
そう、名前は知らんが
お前はあの魔法使いと一緒にいたツレの女だ。
虫けらを見るような目でこちらを見下ろしてくるその佇まい。
私は知っている。
確か…。
ー 一方その頃 ー
月明かり。
満月を背に中を舞う魔法使い。
虫けらを見るような目でこちらを見下ろしてくる。
久しぶりね。
甲冑を身に纏う兵士たちを背に、
天秤を手にした女は、
その魔法使いを見つめていた。
不敵な笑みを浮かべて。
そう、そうだ!
私は昔、戦ったことがある。
名前は…確か…。
そうそう!
フリーレンだ!
タイトルどーん!!
ー そうそうのフリーレン ー
まさか!
そういう意味だったとは!!
寿命の長いフリーレンが
多くの人たちと出会いその人生をお見送りするからと思わせておいて
実は過去一番魔族を葬り去って来たことで
魔族からの畏怖により呼ばれるようになった…。
のかと思いきや、
そうそう!と取り急ぎ言葉をまとめるときに使う言葉の意味だったとは!!
月を背にした二人の師弟を重ねて
天才という名で二人の師弟を重ねる演出。
そして最後の仕上げに
葬送の二つ名を乗せてきた。
パティシエですかッ!(≧∀≦)
最高のスイーツありがとうございました。
※シュタルクも良かったです。
↑
今週は、いちごの隣のミントの葉っぱみたいな存在。
9話 二人の弟子
なんだよぉ〜
断頭台のアウラっていうタイトルだったから
アウラのあのセリフ楽しみにしてたのに…。
私の心の天秤はもうビンビンよ!
フリーレンを追い詰めるアウラが言うのよね。
※言いません。
先週が葬送のフリーレンってタイトルだったから
対比として断頭台のアウラってタイトルつけるなら
今回しかないのはわかるけども。
今回のタイトルは
二人の弟子って感じでした。
リュグナーはフェルンを見下してはいるけれど
見逃そうとはしていない。
でもリーニエはシュタルクを見下したうえで
見逃した。
最後のトドメをさしておけばいいのに。
なんで??
と疑問に思ったところで
魔族の考えてることは絶対にわかないのです。
というのが大前提にあるので
考えるのはやめましょう。
それにしてもフェルンが大物過ぎてヤバい。
色んな意味で大物です(*´艸`*)
今回は戦闘に於いて。
何という落ち着きぶりなのでしょう。
表情を変えない。
焦りもしない。
だから冷や汗もかかない。
シュタルクがリーニエを引き付けてさえいてくれば
リュグナーに勝てるという力の差を
何処かで確信したのかしら?
フェルンの力量は計り知れません。
体重も!
先週のハンバーガーパワーなのかも?
( ゚д゚)ハッ!
師匠のハイターは酒パワー
弟子のフェルンは飯パワー。
(無表情はフリーレン譲り)
そういうことか!!
シュタルクも
師匠のアイゼンから受け継いでいる異常なタフさがあるからね。
やはり師匠と弟子というのは
系譜があるものなのですね。
さて来週はついに
フリーレン対アウラです。
私の心の天秤はもうビンビンよ!
のセリフは聞けるのか!
楽しみです(*´∀`*)
※聞けません
10話 天秤でびんびん
凄い!
なんという演出力なんだ!
これは…あれだ。
淡白な原作漫画を感動作に変える魔法…。
もちろん原作が悪いわけじゃないよ。
あの淡白さが想像力を掻き立てててくれるから
ファンタジーがよりファンタジーに昇華出来る良さがあるもの。
今回のエピソードは
これでもか!と言うくらいに
フリーレンとフランメの出会いから
ヒンメルたちに合うまでの時を
丁寧に描いたことで
その時の永さと偉大さを感じることが出来た。
アウラの討伐はフランメの教えに基づいているってのがいいよね。
まるで1000年かけて初めて
この方法を取ったように見えてしまうのもいい。
そういう意味で私も騙されてあげよう♪
実際はフリーレンは魔王を討伐するまでに
魔族と何度も戦っているわけだから
いつも欺いていたわけで…
アウラがそんな事が初見だったのは
フリーレンは確実に魔族を屠ってきたから
その秘密は知られていないってことよね。
私も本当は凄い能力を持っているのだけれど
隠して生きています。
欺いているのです( ゚д゚ )クワッ!!
無能なフリをして
接触してくる人がどのように対応してくるのか
その人の本質を見定めているのさ♪
そう、社長が掃除のおじさんやってるみたいにね!
まっ私くらいになると
この欺きは一生続くわけで
本性を現すことは無いですけどね!
何故なら本当に無能だからね!
言わせたなぁ~( ゚д゚ )
今週はフェルンの食事シーン無かった…
Aパートでアウラ討伐完了すると思ってたんだけど( ゚д゚ )
シュタルクに関しては出番もなし!
また来週(@^^)/~~~
11話 物語は繋がっているのです・・・
葬送のフリーレンって
最初はただの思い出を辿って旅する話なのかなって。
でもクヴァールが出てきた頃に
お!?
と思ってその後にアウラとの戦いでは
これはちゃんと魔族と戦う話なのかなって。
例えるならば最初は横方向に平面だったものが
縦方向の平面だったみたいなことに
気づいたのです。
でもちょいちょい挟まる過去話や
エルフと人間の時間の違いなどが
丁寧に描かれていることが
だんだんと隠し味のように効いてくる。
例えるならば、
あれ?奥行きがある!?みたいな。
そう、葬送のフリーレンは
計算されつくされて建てられた立派な建築物なんだと気づくのです。
フリーレンを通じて建物探訪をしている。
未知なる家の作りや家具に驚くのです。
部屋の作りにはいくつかのパターンが
繰り返し使われていたり
部屋と部屋が隠し扉で繫がっていたり。
私のイメージはそんな感じです。
それは見事な伏線だったり、
伏線とも思わせないくらいの
本当の?伏線だったりしてるのかもしれない。
例えば今回登場した女神様。
よく見ると耳が長い。
エルフ!?
エルフのクラフトのイメージだから!?
何かの伏線かもしれないし
そうでないのかもしれない。
ハイターが後学のために聞いたフリーレンの
魔力を隠している話が
フェルンに繫がっていたり。
この作者…パズルが得意そう(*´∀`*)
原作のプロットの素晴らしさは
このくらいにしましてぇ〜
アニメの出来も素晴しい。
作画が良いのは今更なのですけど
今回感心したのは自然です。
自然に話を転換した。
アウラ戦の熱い展開のあと
また普通の旅に転じるこの落差。
下手すると先週面白かったのに
今週はつまらなくなったと言われかねない。
少なくとも私はそう思わなかった。
緩やかにごく自然に物語を転調させたのは
演出力なんだと思います。
このアニメの監督はパズルが得意そうです(*´∀`*)
12話 勇者の剣
勇者の剣が抜けない!
ヒンメルは勇者なのに…。
悲しい…と私も初見ではそう思いましたけど
今回改めて見ていてふと思いました。
抜けなくて当たり前なのでは!?
と!
何故ながらばヒンメルは勇者ではないのだから。
何言ってるの?
と思うかもしれませんが
だってヒンメルは勇者じゃないじゃない。
この時はまだ!( ・´ー・`)
勇者という称号は魔王を打ち倒してこそ
真の勇者と謳われるもの。
よって討伐後のヒンメルならば
この剣は抜けるのかもしれない。
もしかするとヒンメルは
魔王討伐後にこの地をこっそり訪れて
リベンジを果たしてあるのかも。
なのでもしかすると今刺さっているあの剣は
ヒンメルが引っこ抜いた後に
自分の持っていたレプリカを代わりに
刺したものだったりしてね。
つまり何が言いたいのかと言うとですよ。
勇者の剣って言うのは
勇者が使っていた剣だってことです。
ヒンメルも言ってたじゃない。
自分が本物の勇者になってやるって。
勇者の剣っていうのはそういうものなのかもしれないなって
ふと思った次第です。
ちなみにあの勇者の剣は、
前回登場のクラフトが使っていたものでは?
という説もあるのですよ。
彼は元々モンクではなく剣士だったのです。
た、たしかに!( ゚д゚ )そうかも!
モンク(僧)だけに!(≧∀≦)
葬送のフリーレンの物語の中では
よく「解析」というものが行われます。
魔法や魔導書のね。
それと同じく葬送のフリーレンという物語そのものが
魔導書のような存在なのではないでしょうか?
この物語には実は複雑だけれど
芸術的に組まれた魔法が掛けられているのです。
私達は物語を読み進めることで
知らず知らずにその解析を行っているに違いありません。
信じるか信じないかはあなた次第です( ゚д゚ )クワッ!!
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