人生、七転び八起 最後に起きてたらいいんじゃないかな ~ FF14を遊びながらサイトを育成していく雑記ブログ ~

巻き込まれペロ まとめ進行判断権を持つタンクvs生殺与奪の権を持つヒラ。

FF14-冒険日記

この世界には理不尽にも自分ではどうすることも出来ずに巻き込まれてペロってしまうことがあるもんだ。みのもんた。

そのタンクは疾走していた。

金色に輝く大剣を担いで。

それは1ボス討伐後すぐの道中で起こった。

行き止まりまで走り続けるタンク。
それを追うのは数匹のモンスターと
続いてパーティーメンバーだ。

これ以上は進めない小部屋にたどり着き
戦闘が開始された。
みるみる減るタンクのHP。

それを横目でちらちら確認しながら
範囲攻撃を繰り出していたのは
赤魔導士のぴっぴだ。

思えば1ボス前の道中でも
タンクのHPはギリギリまで減っていた。

だから・・・

遂に!

タンクは倒れて
迅速のレイズを飛ばしたものの
次々に倒れていくパーティーメンバーは
結局全滅した…

「わかるぅ」

同行していた詩人の秘書が呟いた。
FCチャットで。

「あそこまとめられると回復つらいんですよねー」

秘書は普段はヒラをやることが多いから
ヒーラーの気持ちがよくわかるらしい。

そういえば身内で行ったこの場所
タンクをやったとき
同じようにまとめ進行したときの
ヒラは秘書だった。

身内だからとカオスを誘発したい気持ちあるでしょ。

(つらかったのか・・。そりゃそうだよね・・)

ゴメンネ・・と思ってもいない気持ちを心の中でそっと呟いた。

でもあの時の秘書は流石でタンクのぴっぴを落とすことは無かった。

ちなみに今回の
秘書はサブジョブの詩人なので、
装備はそんなに強くない。

ある意味、適正以下の装備と言っても過言ではないだろう。

もっと言うとサブキャラなので
システム上は初見なのだった。

リトライ後、そのタンクは再びまとめを開始した。

(意地になっているのかな?)

その背中の黄金色に輝く大剣は
ハイエンドコンテンツの最高峰「絶」をクリアした者にだけ与えられる栄誉。
「絶武器」だ。

「絶」をクリアしたものはこれくらいのまとめをこなして当然!
お前たちついてこい!
と言わんばかりだ。

リトライしたまとめは
スキルが戻っていたこともあってか
倒しきることが出来た。

絶タンクも気が済んだに違いない。

この間、パーティーチャットでの会話は一切無かった。
誰1人謝罪もない。

夫婦喧嘩してお互いに口を聞かない。
そんな重たい空気が流れ始めていた。

そして、3ボスへの道中で
また事件は起きた。

またタンクがまとめだしたのだ!!

(仕方ないにゃぁ)

まとめに付き合う私と秘書が
攻撃に参加して直ぐだった!

タンクが倒れた!!

ん?
瞬く間に私も秘書も倒れる中で
1人立つ者がいた。

白魔だった。

敵のヘイトが飛んでいない…

それは戦闘に参加していなかったことを
意味していた。

まとめを拒否したのだ!

怒りのあまりに
食卓にご飯を並べない。

そんな雰囲気が漂っていた…。

まとめ進行をするかしないかの権限を持つタンク
生殺与奪の権を持つヒーラー
2大権力が反発し合うダンジョン進行・・

その空気と、ぴっぴのリアル体重は重かった・・

こうして2滅した一行は
なんとかラスボスを撃破した。

滅多にあげないMIPを
白魔にあげようと思ったが
既にタンクと白魔は消えていた…

二人とも不機嫌(°Д°)

こわっ!

これが…ゾットの塔であったぞっとする話である。

(初稿:2022.4)

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